あったか市政をともにつくりましょう
5月27日核兵器使用国の現職首脳として初めて被爆地広島をオバマ米大統領が訪れました。
これは、長年に渡って被爆者の皆さんが核保有国の首脳に対して、被爆の実相を見てほしいと願ったことがかないました。
オバマ大統領は、「私が生きている間に核廃絶は難しいかもしれないが可能性は追い求めたい」と表明。
「核兵器のない世界」を言うなら、核兵器使用禁止条約の国際交渉を開始するべきではないでしょうか。
一昨年、国連で核兵器使用禁止条約を圧倒的多数で多数の国で採択がされました。しかし、アメリカ、フランス、イギリス、インドの核保有国はこれに反対。日本、ロシアは棄権をしました。首相は盛んに核兵器のない世界と言っておりますが、なぜ棄権をするのか?
被爆国の首相として、棄権ではなく賛成の立場で、核兵器の廃絶の先頭に立つべきです。
写真は、広島高等女学生676人が建物疎開作業中などで被爆し、昭和23年に母校の校庭に建立された碑です。当時は、連合軍の占領下にあったため「原爆」という文字が使用できなかったので、相対性理論の原子力エネルギーの公式「E=MC2」が刻まれています。