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生活保護改悪案が可決されました

法案の審議はわずか2日。自民、公明、民主などが強行採決しました。
日本共産党は窓口で申請をはねつける「水際作戦を合法化するものであり許せない」と反対討論をおこないました。
この間、生活保護の申請を窓口で断られ餓死や孤立死に追い込まれた事件が、相次いでいます。
昨年の6月、札幌の姉妹が餓死しました。区役所に3回申請にいきましたが門前払いされました。姉は病気になり失業。知的障害の妹のわずかな障害年金で暮らしてました。しかし家賃が払えなくなり電気、ガスも止められ姉は餓死。その後妹は凍死。
数年前には北九州で申請を受け付けてもらえず「おにぎり食べたい」と日記に書いてその後餓死。
今年に入って生活保護バッシングが広がる中、貯金が底をつき「保護受け迷惑かけられない」と娘が母親を殺し、自分も餓死するため何も食べないでいた所を見つけられ一命をとりとめました。
不正に生活保護を受けさせないようにと法改悪の口実にしています。しかし生保の不正受給額はわずか0.5%です。
国連社会権規約委員会は日本政府に「保護の申請を簡素化して申請者の尊厳をもって扱うこと」と勧告しています。恥ずかしいかぎりです。参議院では廃案にさせましょう。

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