あったか市政をともにつくりましょう
東灘区は頻発するイノシシによる人身被害が出ています。
このたび日本共産党は住民の皆さんに呼び掛けシンポジウムを9月6日に開きました。
当日は90人が参加され区民センターの会場がいっぱいになりました。
兵庫県森林動物研究センター主任研究員で、兵庫県立大学准教授の横山真弓先生が「神戸のイノシシはなぜ人を襲うようになったのか」と講演しました。
「大都市に大型の野生動物がいるのは世界でも珍しい」と言われ、イノシシは警戒心が強くミミズや木・草の根を食べる。
明治時代の六甲山ははげ山だったが現在の六甲山は植林の成果があり豊富に食べ物がある。
しかし、人間による餌付けで苦労しなくても人間から食物をもらえると学習し市街地に出てきて人を襲うと説明されました。
丹波市で野生動物から農作物を守る取り組みをしている東芦田営農組合長さんからは、地域の取り組みについての話を伺いました。
その後、会場から質問も多数出てパネラー達から意見が出され、あっという間に2時間が過ぎました。
最後に・餌付け禁止・ゴミ出しマナーの徹底
・山から降りて来ないよう防護柵の設置
・行政が専門の部署を新設して総合的対策等を求めていく署名運動に取組む事を確認しました。
神戸市と芦屋市の境の甲南山手駅は2011年4月から改札口に駅員の配置を一定時間取りやめています。
用事があるときはインターホン対応です。
改札に駅員がいないときにホームで事故が起きれば大変です。
甲南山手駅のホームは幅が狭い所があるため昨年は学生のカバンが電車に接触する事故も起こりました。
住民のみなさんの「ホーム柵をつけてほしい」との声を届けに、9月2日「安全・安心なJR甲南山手駅を求める会」はJR西日本神戸支社に要望書を渡し懇談を行ないました。
神戸支社は、「神戸線では六甲道の駅に試験的に設置する。様子をみて今後は考える。」との答弁でした。
また、「設置する場合でも利用客の多い駅から始めていく。
ホーム幅の狭い所は柵設置は難しいのでホームの工事からしないといけない」とも言われました。
甲南山手駅については設置検討には入っていない感じを受けました。
ホーム幅の狭い部分については音声等で対応していると言われてますが、通過電車が通れば全く聞こえません。
引き続きJRの冷たい姿勢にめげず要望していきます。
ロンドンにいる息子夫婦に赤ちゃんが生まれました。
医療費が無料だから出産までの10カ月間で産婦人科エコーなどをとるのは2回だそうです。
最初はエコーを取ってくれるそうですが2回目は妊婦からお話を聞く程度。
息子夫婦は10カ月間で2回のエコーなどの検診で大丈夫だろうかと、何回か個人病院にいったそうです。
10割負担なので1回につき2~3万円もかかるそうです。
出産1カ月前に赤ちゃんが「逆子」と判明し帝王切開をしました。
帝王切開してもお母さんと赤ちゃんは同じ部屋のため、お母さんは傷口がまだ痛くても赤ちゃんのお世話をしなければなりません。
息子も1日目は一緒に泊まりサポートしたそうです。
また、看護師が「夜10時に後で採血に来ます。」と言って、来たのが夜中の3時半。そして4日目には退院。
また病院食も「冷たく、食べる気がしない様な食事だ」とメールが来ました。小皿で美しく盛り付ける和食とは大違いです。
「ひき肉のパイ包みと鶏肉のクリームあえ」、「ポテトとお魚のフライ」です。
イギリスの医療費無料は素晴らしいと思っていましたが話を聞くと、一定水準以上の人はホームドクターを持っていて10割負担で医者にかかるそうです。
格差社会をサッチャー政権時代に作っていった結果ではないでしょうか。
日本の医療制度のあり方は「命は平等」を原則としています。
しかし安倍内閣が進めている医療改悪は混合診療などお金のあるなしで差をつけようとしています。
「命は平等」を守る為頑張らねばと思いました。